チリ産ワイン躍進

チリ産ワインの輸入量が2015年、王者フランス産を抜いて首位になったそうだ。「コストパフォーマンスが高い」との評価が消費者に定着しつつあり、日常的に楽しむワインとして広がっているようだ。
財務省が28日発表した貿易統計によると、ボトルワインの輸入量のうちチリ産は前年比18%増の5万1593キロリットル。フランス産の5万1519キロリットルを上回り、初めて首位になったという。チリ産の輸入量はこの10年で6倍超という勢いだ。
チリ大使館のミカエル・マルスカ商務参事官は「非常にうれしい。これからも政府としてサポートしていく」とコメントした。
「チリ産ワインは価格の割にしっかりした味、という認識が消費者に広がっている」と話すのは、輸入食材に強いスーパー「成城石井」のバイヤー、東海林慶さん。店頭では1000~2000円台が主流だが、約1500円の「アルマヴィーヴァ」なども人気だという。11月に解禁されるフランスの新酒「ボージョレ・ヌーヴォー」に倣い、南半球のチリで新酒が出る夏に「チリヌーヴォ」のフェアも開催しているという。
安くておいしいチリ産のワインが増えるのはうれしいが、フランス産ワインの産地としては思わぬライバルが出てきて焦っているのではないだろうか?フランス産のワインの今後の展開にも期待したい。